Frevo の献立カード。10.22.2024 と刷ってある
10月22日の献立。11皿
半透明のプレミアム・ペアリングのカードを献立に重ねたところ。皿ごとのワインが行で揃う
半透明のペアリングのカードを重ねると、皿ごとのワインが行で揃う

コース

01

金目鯛 紫蘇 トラウトのイクラ 海苔

海苔で挟んだ金目鯛。いくらとジュレ、紫蘇の葉を載せる

海苔で挟んだ金目鯛。いくらとジュレを載せ、紫蘇の葉を立てる。

海苔がパリパリで、少し甘辛い。金目鯛はかなりうまい。少し炙ってある。いくらもぷちぷちして味もある。海苔の味は濃厚で、金目鯛に負けない。それでいて後味は調和する。

02

バターナッツスクウォッシュ パルメザン トリュフ 北海道の雲丹

揚げた丸いパンの上に雲丹を載せ、黒トリュフを削る

揚げた丸いパンの上に雲丹を載せて、黒トリュフを削る。パルメザン。

この雲丹は日本の中でもかなり良い。ミョウバンも上品。パルメザンとトリュフは控えめで、バターナッツの濃厚さと雲丹が合う。

03

ヒラメのタルタル 林檎 ハート・オブ・パーム ヴェルモット

白いサバイヨンに海苔のパウダーを一面に振る

ヒラメのタルタルに、白いサバイヨンと海苔のパウダーを一面に。林檎、ハート・オブ・パーム、ヴェルモット。

サバイヨンと林檎の酸が控えめで合う。タルタルの旨みが特徴。

04

ミルクブレッド 燻製の豆腐 フォニオ

食材豆腐

石の台に角形のミルクブレッド。脇に淡い黄色のクリームと緑のオイル

石の台に角形のミルクブレッド。脇に燻製の豆腐のクリームと緑のオイル。フォニオ。

05

カンパチ ハラペーニョ カシューナッツ カレーリーフ

緑のソースにカンパチの薄切り。赤い大根と天ぷら、ボリジの花

緑のソースにカンパチの薄切りを並べて、赤い大根、葉の天ぷら、ボリジの花。ハラペーニョ、カシューナッツ、カレーリーフ。

カンパチはなかなか良い。ソースはピーマン的な味だけれど嫌味がない。酸は少し強い。

06

ノルウェーのラングスティーヌ こしひかり ケッパー

ビスクの泡に、ラングスティーヌとこしひかりのご飯を並べる

ビスクの泡に、ノルウェーのラングスティーヌとこしひかりのご飯を並べる。ケッパー。骨まで使ったビスク。

香りは甲殻類が香る。ソースは意外にバランスが良くて、米に合うくらい。米は少し弾力がある。この三者の一体感は凄い。

07

真鯛 コウイカ スワルナドウィパ グアヒージョ

食材

皮を炭火で焼いた真鯛。橙色のソースとコウイカ

皮を炭火で焼いた真鯛。橙色のソースとコウイカ。スワルナドウィパのスパイスとグアヒージョ。

インドネシアのスパイスらしい。バターカレーとターメリックをかなり優しくした感じ。真鯛は単体でも炭火焼きがかなり良い。単体だと確かに飽きるかもしれないので、ソースもうまい。

08

オーストラリアの仔羊 ラス・エル・ハヌート アンズタケ

スパイスの衣をつけた仔羊。断面は桃色。下にアンズタケと褐色のジュ

スパイスの衣をつけたオーストラリアの仔羊。断面は桃色。下にアンズタケと褐色のジュ。ラス・エル・ハヌート。油はとってある。

かみごたえがあって、部位による味の違いがある。マッシュルームの旨みが凄い。仔羊はかなり柔らかく、旨みが詰まる。緑のソースはスムージーみたいな味。

09

36ヶ月熟成のコンテ 蜂蜜

食材コンテ

削ったコンテに蜂蜜の粒。アイスと蜂の巣のチュイル

削った36ヶ月のコンテに蜂蜜の粒。アイスと、蜂の巣のチュイル。

かなりうまい。チーズは軽いけれど味もある。

10

チョコレート ポルチーニ わさび

ココアをまとったドーム。割れた中から白いクリームが見える

ココアをまとったドーム。割れた中から白いクリームが見える。ポルチーニとわさび。

わさびのアイスはほぼわさびの味はしないけれど、微かにさっぱりする。チョコは板チョコ、スポンジ、ムースと色んな食感で、味だけでもうまい。

11

小菓子 ヘーゼルナッツとチョコレートのクラッカー

乾いた黄色い花を敷いた器に球がひとつ。木皿にチョコレートとナッツのクラッカー

乾いた黄色い花を敷いた器に球がひとつ。木皿にヘーゼルナッツとチョコレートのクラッカー。

まとめ

ニューヨークの Frevo で10月22日。海苔で挟んだ金目鯛から、雲丹のバターナッツスクウォッシュ、ヒラメのタルタル、カンパチ、ラングスティーヌ、炭火の真鯛、仔羊、36ヶ月のコンテ、ポルチーニとわさびのチョコレートまで11皿。

一番はラングスティーヌ。骨まで使ったビスクの泡に、こしひかりのご飯が添えてある。ソースが米に合うくらいバランスが良くて、米は少し弾力を残してある。この三者の一体感が凄い。

雲丹も残る。日本で食べるものの中でもかなり良くて、ミョウバンまで上品だった。バターナッツの濃厚さがそれを受け止める。

金目鯛は海苔のほうが主役かもしれない。パリパリで甘辛く、味が濃厚で魚に負けないのに、後味では調和する。

ペアリングは半透明のカードで出てくる。献立に重ねると、皿ごとのワインが行で揃う。シャンパーニュ、山形の純米大吟醸、モーゼル、ピュリニー・モンラッシェ、アルボワ、最後にヴァルポリチェッラの甘口。仔羊のところだけ、トンドニアのレセルバが2001年と2012年で2杯並ぶ。

日本の食材と調味料がここでも通っている。金目鯛と海苔、真鯛、カンパチ、こしひかり、わさび。次は2択の反対側、ズッキーニとグリーンカレーのほうを頼んでみたい。