コース
アミューズ
縁の立った器に白いスープ。端に小さなトーストをひとつ置いて、丸い緑の葉を載せる。
シーフードプラッター アイランド・クリークの牡蠣とキャビア ホンビノス貝とポン酢 海老とコールラビ イワナと胡瓜
氷の上に、キャビアを載せた牡蠣が4つ。ポン酢を張ったホンビノス貝、海老とコールラビ、イワナと胡瓜。中央に黒い石鉢。
マサチューセッツの牡蠣が意外に美味い。イワナと胡瓜はサーモンのナムル的で、ホンビノス貝はきのこのマリネのよう。海老も美味い。酒のつまみに最適な味。
帆立のマリネ ヘーゼルナッツ 葡萄 セロリ
賽の目に切った帆立に、半割りの赤い葡萄とセロリの薄片。緑のオイルを点で落として、ヘーゼルナッツを削る。
味は少し軽いけれど、全然悪くない。後味に旨みはないが、少し残る。葡萄がさっぱりしている。
とうもろこしのカラメッレ チョリソー 唐辛子 チャイブ
橙色の出汁にパスタの包み。チョリソーのそぼろ、とうもろこしの粒、刻んだチャイブ、赤唐辛子の輪切り。
とうもろこしが意外に甘い。ラビオリ的な良さがあって、そこにミートの肉汁がかなり合う。アメリカン的な良さで、これはやばい。甘さと旨み。
ホッキョクイワナの燻製 ズッキーニ じゃがいも バジル
淡い橙のイワナを燻して、いくらを載せる。緑のソースに、胡瓜とラディッシュ、黄色いズッキーニの薄切り、じゃがいも。
燻製の炭火が相当美味しい。アメリカだけかもしれない。脂も乗っていて柔らかい。ポテトとソースも単体で美味しい。合うかはまあまあ。
エリジアン・フィールズの仔羊 ロマーノ豆 松の実 ケール
エリジアン・フィールズの仔羊を焼いて、濃い緑のケールと松の実、ロマーノ豆の上に置く。
かみごたえがあって、部位による味の違いがある。ハーブよりに野菜が多く、シャキシャキなのが良い。
ダークチョコレートのケーキ ポート いちじく マスカルポーネ
黒いチョコレートのケーキにガナッシュを挟んで、白いアイスのクネルと、ポートで煮たいちじく。
アイスが良い。
小菓子
木の丸皿に小菓子が2つ。艶のある黒いドームと、砂糖をまとったもの。
硬めのヘーゼルナッツが良い。チョコはブランデー仕込みで、甘さとアルコールが良い。
まとめ
ニューヨークのグラマシー・タヴァーンで10月20日。氷を敷いたシーフードプラッターから、帆立のマリネ、とうもろこしのカラメッレ、燻製のホッキョクイワナ、エリジアン・フィールズの仔羊、ダークチョコレートのケーキまで。
一番はとうもろこしのカラメッレ。とうもろこしが意外に甘く、ラビオリ的な良さがあって、そこにチョリソーの肉汁が乗る。アメリカン的な良さで、これはやばい。
燻製のイワナも残る。炭火の香りが相当良くて、脂も乗って柔らかい。アメリカだけかもしれない、と思うくらい。
季節の献立は各段が2択になっている。帆立か人参、とうもろこしのカラメッレかかぼちゃのラビオリ、イワナかキャベツ、鶏か仔羊。片方を選ぶと、もう片方はその晩には出てこない。
ワインは6杯で、産地が毎回飛ぶ。カリフォルニア、レマン湖畔のサヴォワ、コルシカ、コンドリュー、マルゴー、最後にリヴザルトの甘口。
ホッキョクイワナは前の晩の The Modern でも食べた。あちらは鴨の出汁に浮かべたグリル、ここでは燻製。同じ魚を2晩で2通り。
次は2択の反対側、キャベツと鶏のほうを頼んでみたい。