コース
はじめの3品 メインのホタテ 宮崎和牛のタルタル ウニと卵焼き
はじめの3品が一つの台で来る。帆立の貝殻にメインのホタテとりんご、スカッシュのXO醤。白樺の輪切りに海苔の器で、宮崎和牛A5のタルタルとバターナッツスカッシュ、トリュフ。緑のスポンジの上にウニと卵焼き、メープル。
ホタテとりんごはさっぱり。和牛のタルタルはさくさくで、トリュフの香りが後味に残る。ウニは意外に甘く、うなぎみたいなタレがかかる。卵焼きは少し硬めだけれど、味が合う。
ゴールデン・カルーガのキャビア コーン ボーソレイユの牡蠣
ゴールデン・カルーガのキャビア。コーンとボーソレイユの牡蠣、緑の点が散るクリームソース。横にブリオッシュとバター、麹のパン。
クリーミーなソースが濃厚でやばい。スイートコーンはしょっぱくて甘く、牡蠣の海の味が通る。
アイリッシュ・ブルー・ロブスター コリアンダー セラーノ
アイリッシュ・ブルー・ロブスター。コリアンダーとセラーノ。氷を敷いた鉢とジュレの小鉢、大皿に花を散らして。
かなりの甲殻類の味をコンソメが支え、ハーブが良い。多少のビネガーと、甘いトマト。ソルベは塩気があって甘い。
ビーツ 酒粕 シーバックソーン
ビーツに酒粕とシーバックソーン。黒い器に赤いビーツと、赤紫の葉。
酸はほんのりで、酒粕のマヨネーズのようなソースが柔らかい。
松茸 松の実 銀鱈
松茸に松の実と銀鱈。白い鉢の白い出汁に、松茸の薄切りを重ねて。
松茸の香りが凄い。ジンジャーは控えめで、魚の旨みがある和風。松の実がアクセント。
カペリーニ 酵母 白トリュフ
カペリーニに酵母と白トリュフ。バターのソースの上に、白トリュフを何枚も重ねて、削ったチーズ。開業から出している皿。
トリュフがチーズの香り。トリュフのチーズソースは濃厚でやばい。でもくどくない。
宮崎和牛A5の炭火焼き パーム タイのハーブ
宮崎和牛A5の炭火焼き。パームとタイのハーブ、横にハーブのサラダ。
肉汁があって、かなり和牛らしい脂身。炭火焼きが美味い。スープはしょっぱめで、ミントと合わせるのが良い。
ローズマリー レモン オリーブオイル
ローズマリーにレモンとオリーブオイル。ローズマリーの枝を敷いた皿に、白いかき氷と緑のオイルの点。
かなりさっぱりする。
チョコレート 蕎麦の実 エスプレッソ
チョコレート、蕎麦の実、エスプレッソ。金箔とミントをのせた層のケーキで、エスプレッソのムース。
ミニャルディーズ ボンボン シュー ストロープワッフル マカロン
ミニャルディーズ。ボンボン、シュー、ストロープワッフル、マカロン。3枚の皿に分けて。
まとめ
シカゴ、ウェスト・ループのオリオールで10月16日。貨物用エレベーターを抜けて入る28席で、日付の刷られた献立が出てくる。はじめの3品が一つの台で来て、ホタテ、和牛のタルタル、ウニと卵焼き。そこからキャビア、ロブスター、ビーツ、松茸、カペリーニ、宮崎牛、かき氷、チョコレートまで。
一番はカペリーニ。開業から続く皿で、バターのソースに白トリュフを何枚も重ねる。トリュフがチーズの香りになって、濃厚なのにくどくない。
日本のものが要所に入る。ウニに卵焼きとメープル、松茸に銀鱈、ビーツに酒粕、そして宮崎和牛はタルタルと炭火焼きで2度出てくる。
ワインは9杯。サフランと金木犀のオークルで始まり、コント・ド・シャンパーニュ 2013、ガヤ、トリンバック、山形の小嶋総本店の杉樽熟成、ニーロンのクロ・サン・ジャン、クロ・ルジャール 2015、最後はダル・フォルノのパッシート 2004。山形の酒が2013年のシャンパーニュとブルゴーニュの間に入ってくる。
次は白トリュフのない季節に、同じカペリーニがどうなるか見てみたい。