手書きの10月の献立。葛豆富から栗きんとんまで
手書きの10月の献立。葛豆富から栗きんとんまで

コース

01

新栗の葛豆腐 蟹真薯 マコモタケ

紫の花形の鉢に、葛豆腐と蟹真薯、マコモタケ

新栗の葛豆腐に蟹真薯、マコモタケ。豆腐の出汁で、紫の花形の鉢に。

出汁は昆布的な味わい。豆腐は硬い。マコモタケはきのこ全開で、出汁が染み込んだうまさ。

02

加賀蓮根餅 能登のしばたけ 新湊の鱧

食材蓮根しばたけ

産地新湊しばたけ能登

ガラスの椀に蓮根餅、鱧、しばたけ、柚子

加賀蓮根の餅に、能登のしばたけと新湊の鱧。ガラスの椀の出汁に、青い茎と柚子の皮。

鱧は鱧らしくないうまさ。きのこは柔らかい味わい。餅は少し硬めだけれど、ほのかにレンコン。

03

新湊のアオリイカ

食材アオリイカ

産地アオリイカ新湊

染付の鉢にアオリイカ、紫蘇の花穂、おろし生姜

新湊のアオリイカ、旬。染付の鉢に細く包丁を入れて、紫蘇の花穂と菊の葉、おろし生姜。

ねっとりはあるけれど、新鮮で旨みがある。弾力があるけれど、噛みやすい。繊細な味だけれど、後味も残る。

04

さわらの藁焼き

食材

赤土の皿にさわらの藁焼き、山葵と塩

さわらの藁焼き。赤土の皿に2切れ、山葵と塩。

香りが凄い。味わいも引き立って、めっちゃ美味い。

05

紅ずわい蟹 甲羅の出汁 蟹味噌

染付の椀に、紅ずわい蟹の脚を甲羅の出汁で

紅ずわい蟹。まず脚の身を甲羅の出汁で、次に爪の身を蟹味噌のたれで、最後に甲羅いっぱいの蟹味噌。

身はぷりぷりで、優しい味。甲羅の出汁がやばい。蟹味噌は相当やばい。濃厚。

紅ずわい蟹の爪を、蟹味噌のたれで
爪の身を、蟹味噌のたれで
金の皿に、甲羅いっぱいの蟹味噌
甲羅いっぱいの蟹味噌
06

八寸

食材いくら落花生

産地落花生入善

紅葉と栗のいがを敷いた八寸。いくら、落花生、モナカ、梨に生ハム

八寸。紅葉と栗のいが、藁の束を敷いた丸盆に、生麩のカマンベール、いくら、じゃこ、えのき、入善の落花生、富山栗の渋皮煮、鶏ももとカシューナッツ、梨に生ハム、モナカ。

落花生が美味い。いくらは醤油とコクで美味い。麩は香ばしい。栗は甘さもあるが、お節的。

07

新湊のかますの炭火焼き

食材かます

産地かます新湊

土の皿に、かますの炭火焼きと酢橘

新湊のかますを炭火で。波打つ土の皿に、酢橘。

炭火焼きが美味くないはずがない。

08

椎茸とほうれん草の白和え 五箇山豆腐

白い縞の鉢に椎茸とほうれん草の白和え

五箇山の豆腐で、椎茸と富山のほうれん草の白和え。

さっぱりしていて、白和えは濃すぎず良い。

09

天然舞茸 茗荷 八尾の出汁 柚子

出汁に天然舞茸と茗荷、柚子

天然舞茸と茗荷。八尾の出汁に柚子。

舞茸も美味しく、出汁も美味しい。

10

旧福岡赤丸の新米 土鍋 牛しぐれ煮 かぶら カラスミ 白身魚の梅肉 八丁味噌

土鍋の蓋を開けたところ、湯気の立つ新米

新米は旧福岡赤丸地区のものを土鍋で。牛のしぐれ煮、かぶら、カラスミ、富山の白身魚の梅肉和え、八丁味噌の汁。

米が美味い。カラスミはまろやかで、みずみずしい。

取り分けた新米、牛しぐれ煮、かぶら、カラスミ、八丁味噌の汁
取り分けた新米、牛しぐれ煮、かぶら、カラスミ、八丁味噌の汁
11

満寿泉プラチナの酒粕アイス

青磁の鉢に、酒粕のアイス

満寿泉プラチナの酒粕のアイス。青磁の鉢にクネルで。

12

栗きんとん ブランデー炙り 御抹茶

食材

朱の角皿に炙った栗きんとん、横に抹茶

栗きんとんをブランデーで炙って。朱の角皿に葉を敷いて、御抹茶と。

まとめ

富山の御料理 ふじ居で10月の昼。新栗の葛豆腐と蟹真薯で始まり、蓮根餅、アオリイカ、さわらの藁焼き、紅ずわい、八寸、かます、白和え、舞茸、新米の土鍋、酒粕のアイス、栗きんとんまで12品。満寿泉が皿ごとに替わって、間に白萩と IWA 5。

一番残ったのは紅ずわい。脚を甲羅の出汁で、爪を蟹味噌のたれで、最後に甲羅の蟹味噌。出汁がやばく、味噌は相当やばい。次にさわらの藁焼きで、香りが凄く、めっちゃ美味い。

産地は今回も県内を辿る。新湊のアオリイカと鱧とかます、入善の落花生、五箇山の豆腐、八尾の出汁、旧福岡赤丸の新米。能登のしばたけと加賀の蓮根だけが、隣の県から。

8月は夜で、今回は昼。満寿泉はふなはしの燗冷ましから貴醸酒まで、燗、ロック、冷やと温度も器も替えてくる。

次は冬、寒ぶりと蟹の盛りに。